私には今まで「座る」にネガティブなイメージはありませんでした。
「居ずまいを正す」
ということばがあるように
「話をするとき」
「食事するとき」
「仕事するとき」
何かにまっすぐ向き合う時にはいつも、
「座る」が前提にあるからです。
けれども、コロナ禍以降
当スタジオでも急速にネット化を進めたこともあり
慣れないパソコンに向き合う時間が大幅に増えた数年間がありました。
私自身、座りっぱなし、パソコンに向かいっぱなしの時間が増えるにつれ
疲れやすかったり、眠れなかったり・・・
体はネガティブな影響を確実に受けると実感したのも事実です。
でもね
それを認めた上でもやっぱり
「世界で一番座りすぎている日本人」
「座りすぎは体に悪い」
との言葉には、ついと心がザワついてしまうのです。
着物姿の佇まい、
武道の所作や、
仏像の姿など
「座る」美しさに見惚れることはありませんか。
そう
「座る」が悪い訳ではない。
「座る」をないがしろにしている
私たちの状態の問題なのです。
心身が真ん中に落ち着き、思考がクリアにする
ようなポテンシャルを持つ「座る」の質を
どうすれば より高めていくことができるのでしょうね。
全ての人の日常に「座る」は溶け込むようにあるものだから、
それぞれの奥に いろんな思いが秘められているはず。
そんなことを誰かと語りあったり
シェアしたり
楽しく探っていけたら
未来はとっても明るいだろうな・・・
とそんなことを妄想してます。
昨日のPilatesLife.meさまでのフェイスブックライブを終えて思うこと、
徒然に書きました。
あなたにとって
「座る」景色はどんなですか?