「コアのある人」になるために
「コアのある人 強い人」ってどんな人?
ピラティスをご一緒する方々にお聞きしました。
返ってきた答えは・・・
いかにも身体能力の高そうなアスリートたちの名前があがった一方で
マザーテレサ・オードリーヘップバーンなど、
凛とした生き方とでもいうのでしょうか、
マインドのコアがあるイメージの人たちの名前も同じくらいあがったのです。
そしてね
そのこの質問に答える時の皆さんのお顔が、なんとも言えない良いお顔・・・憧れの人を思い浮かべていらっしゃるのかな〜と言う感じ。
ピラティススタジオに通われている方ということで
「コア」を強くすることを目指しておられるとは想像していましたが、
その「コア」を「ボディとマインドの両方」で捉えられている方が多くいらっしゃる
というのは、私にとっても嬉しい発見でした。
コアってなぁに?
では「コア」って一体なんでしょう?
「コア」「体幹」とも言いますが、
定義はいろいろですので、ここでは全て含めて
体の中心を安定させる仕組み、と考えますね。
そもそも直立二足歩行になったヒトは、重力下でものすご〜く縦長で、
なんとも不安定な形をしています。
粘土で人を作ったら、グチャ〜っと潰れてしまいそう。
さらに動くとなると・・・。
「コア」はこの不安定な体を保ち、
さらには動きやすくするための体の中心部に備わるしくみです。
「ボディ&マインド」
「こころ と からだ」
「肚」「腰」「丹田」
日本には、身体性と精神性を一体とする文化が受け継がれていますので、
肌感覚で 受け取っておられる方が多いかもしれません。
「コアのある人」になるために
電車にのると目にするのは
スマホ片手にどこかに寄りかかる人の姿。
椅子や手すり、または片足に。
もたれる先を失うとたちまち崩れてしまいそう。
電車の中は「コア」を探るよい機会です。
あなたのイメージする「コアのある人」はどんな姿でいるでしょう?
まずは、イメージするところからはじめてくださいね。
そして体を保つ力を体の内側から探ること。
目指すは、どこにも寄りかかることなく「ずっといられそう」なところです。
スマホを持つと意識は頭の方へとあがりがちですが、
体の重さの中心である重心は仙骨あたりにあります。
意識を骨盤の中に落としてみてください。
よりかからずに、自分で自分の体を保てるところ。
力まず自然体でいられるところ。
そうやって体を探っているうちに、いつの間にか・・・
マインドのコアも磨かれていたなら最高です!
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